東京電力は福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出で空になったタンクの解体作業に、13日にも着手することを明らかにしました。処理水タンクの解体は初めてです。
3日に原子力規制委員会から実施計画の認可を受けたもので、4日から準備作業に入り、タンク同士をつないでいる連結管の撤去を始め、13日にも解体作業に着手し、計21基の処理水タンクを解体する予定です。2025年度末の撤去完了を目指すということです。
東京電力は、処理水タンクを解体した跡地を燃料デブリの取り出しに伴う一時保管施設を置く予定です。