日本の次の主力ロケットとして開発が進む「H3」。メインエンジンの不具合により、打ち上げは2度延期されましたが、その改良が進み、3日に燃焼試験が公開されました。
(記者)「開発が進んでいるLE−9エンジン。実際に打ち上げで使用されるエンジンの燃焼試験がこのあと行われます」
「H3」は当初、2020年度に打ち上げが計画されていましたが、メインエンジンLE−9に不具合が見つかり、打ち上げは2度延期されました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構は、不具合が見つかった燃料を送り込むターボポンプのタービンを再設計をするなどし、これまでに試験用エンジンによる燃焼試験を69回にわたって行ってきましたが、3日は試験用ではなく、実際の打ち上げに使うエンジンでおよそ1分間の燃焼試験を行い、その様子を公開しました。
現時点でトラブルは確認されていませんが、今後、データを詳しく調べ打ち上げに使うかどうか判断します。
(岡田匡史プロジェクトマネージャー)「無事に試験は終わりました。しっかりデータを分析していきたい」
また3日は、H3の機体も公開されました。H3は、複数の型式で設計を共通化するなどして、打ち上げ費用を現在のH2Aの半分ほどに抑え、打ち上げ市場での競争力アップを目指します。
(岡田匡史プロジェクトマネージャー)「打ち上げが近づくと毎日ここに来るが、気が引き締まる。(打ち上げが)待ち遠しいが、打ち上げた瞬間はどういうことになるのかな。自分の気持ちがどうなるのか分からない」
H3は今後、機体が組み上げられ、11月ごろに本格的な試験をした上で、今年度中の打ち上げを目指しています。
注目の記事
なぜ増えている?「街ナカメイクルーム」…コンビニやゲームセンターでも“無料”【THE TIME,】

『最後だとわかっていたなら』生徒の心に響く“被災者の後悔”動画の授業「最後だとわかっていたら、お弁当作って見送ったかな」【東日本大震災から15年】

【羽生結弦さん・動画公開】「唯一見えた光は星空。そんな存在になれたら」15年前の震災から復興への思い語る

「日常を一緒に作りたい」 漁業の街・大船渡市を農業で復興へ 東北最大級のトマトの産地に 山梨の農業法人との絆【東日本大震災 3.11】

がれきの中で“家族写真”探していた女性は今…2年後に住宅再建 空き地も目立つ陸前高田で暮らし続ける理由【東日本大震災15年】

「患者さんが一人でも戻るなら自分も戻る」津波で孤立した病院は海辺で現地再建 地域医療を支える覚悟<南浜中央病院の15年・後編>【東日本大震災15年】









