廃炉作業が進む福島第二原発で、テロなどへの対策を強化しようと、3日、警察と自衛隊などが合同で訓練を行いました。

福島第二原発で初めて行われた県警と自衛隊などによる共同訓練には、福島県警や陸上自衛隊、海上保安庁、合わせておよそ120人が参加して行われました。

訓練は、強力な殺傷力を持った武装工作員が国内に侵入したという想定で行われ、警察が、自衛隊を誘導して出動するなど、有事の際の連携の取り方を確認していました。

県警察本部警備部・荒井宏之警備監「こうして一緒に連携してすることで、起きた際の連携が図れることや、対応がスムーズにいくことや、より被害を軽減させることを目的に三者共同でしている」

県警察本部では、今後もこうした有事に備えた共同訓練をしていくことにしています。