審査員も絶賛…作者は“天真爛漫”な小学生
2年連続で全国最高賞に輝く小学生は、金沢市内の美術教室に通っています。金沢市の小学6年生、河端岳人くんです。

牛田和希キャスター「今は何を作っているの?」
河端岳人くん「制作しているのはガビアルという口の長いワニです」
春の公募展にむけて取り組むのはワニをモチーフにした作品です。図鑑や剥製を参考にしながら大胆にもナイフの柄を使ってワニの鱗を表現します。

Q.爬虫類の魅力は?
岳人くん「やっぱり、鎧みたいな…鱗?とか。…亀だったら、甲羅があって…硬かったり柔らかかったり、なんかすごくいろんな表現方法が出来たりするので。いいと思います」
指導するのは、彫刻家の丹羽俊揮さん。固定概念にとらわれない、自由な発想を促します。

指導する丹羽さん「(鱗が)逆にでかくなっていっても面白くない?」
岳人くん「でかくなっていく?ゴジラみたいになる?」
丹羽さん「いいやん。そのまま作る必要ないから。だってこれ岳人の作品やん」
丹羽さんは、岳人くんの作品には熱い創作意欲とダイナミックさがあると話します。
丹羽さん「キーワードは…雑。当たってるやろ?(うなずく岳人くん)それを良い言い方をすれば、勢い。モノに関心があるというところは強いんじゃないですかね。これやってみたいと思うところは大事なんじゃないですかね」
教室は、週に一回、3時間。創作意欲があふれる岳人くんの自宅を訪ねました。