(大崎記者リポート)
「アネックスカワトクの閉店の発表を受けて近隣の商工業者からは今後について不安の声が漏れています」


(隣接する電気店の女性)
「無くなるとは思っていなかった。いつも支えになってくれていたデパートのような思いでいたから、不便もあるし」

近隣の商工関係者でつくる団体、緑が丘・黒石野商工業会の佐藤晴紀会長は地域イベントの存続について懸念しています。

(緑が丘・黒石野商工業会 佐藤晴紀会長)
「『一里塚まつり』は35年続いているので、その祭りとか冬はクリスマスイベントを開催していてアネックスの場所を借りて協力して開催していたので行事も今後どうなるか見えてこない」

2月3日に役員会を開いて今後の対応について協議するということです。

また、マーケティング論が専門で岩手県立大学総合政策学部の三好純矢准教授は
閉店による影響を次のように指摘します。

(岩手県立大学 三好純矢准教授)
「買い物をしなくても居場所という意味でもフードコートが開放されていたり交通の便の意味でも商業施設があることによってバスの停留所があるとか」
「利便性という意味で低下していく」