それぞれの特徴、費用を詳しく
今回示された3つの案を、詳しく見ていきます。
まず、A案のテーマは「大きい屋根」を意味するビッグルーフです。その名の通り、特徴は大きくせり出した屋根です。下は広場になっています。また、屋上広場もあり、イベントにも利用できる空間となっています。費用は、270億円から290億円と見込まれています。

B案は、ストリートパーク=街中の公園がテーマで、それぞれの階の屋根がスロープでつながる立体的な構造となっています。3つの案の中で最も面積が広く、費用も290億円から330億円程度と、一番高くなっています。

C案は、B案をコンパクトにしたものです。面積や費用は、A案と同じ規模となっています。

福島市は、いずれも現段階のイメージで今後、変更になる可能性があるとしています。駅前の空洞化への不安は、市民にも広がってきています。市民と話し合いを重ねながら、県都の顔にふさわしい施設となることが望まれます。
一方、郡山市のイトーヨーカドーの跡地で建設が進む商業施設「ヨークパーク」は、2月下旬に一部の店舗が先行オープンすることがわかりました。ヨークパークには雑貨専門店「ロフト」や、県内再出店となるベビー用品店「アカチャンホンポ」などが入ることがすでに決まっています。関係者によりますと、グランドオープンは、3月中旬ごろになるということです。