盛岡ブランドの推進に功績が認められた個人・団体を表彰する「もりおか暮らし物語賞」の表彰式が31日行われました。

これは特産品や地域文化など盛岡市の魅力を広く発信する盛岡ブランドの推進に功績が認められた個人・団体を表彰するため2007年度から行っているもので、今回はもりおか短角牛の肥育農家・中村鉄男さん、中央映画劇場など盛岡市内の4つの映画館、新渡戸稲造の顕彰と継承に取り組む一般財団法人新渡戸基金など1個人と4団体に贈られました。

2001年からクラフトビールの製造販売を行っているベアレン醸造所は一昨年ドイツで開催されたコンクールで国際ビールオブザイヤーを受賞し、盛岡の知名度向上に寄与しました。
(ベアレン醸造所 嶌田洋一社長)
「地元に密着したビール文化を作っていきたいという思いでやってきたので、このように認められて盛岡のブランドとして表彰を受けたことは大変うれしく思っています」
「異彩を、放て。」をテーマに知的障害のある作家のアート作品を様々な商品や空間に展開しているヘラルボニーにとって、1月31日は「異彩の日」として日本記念日協会に登録を受けた特別な日でした。

(ヘラルボニー 松田文登共同代表)
「この異彩というそのものはいろんな人たちの個性がもっともっと発露していいんだ色んな人たちが自分の豊かさを実感できる未来を作れたらいいと思っている」

盛岡市の内舘茂市長は「皆さんのブランドと盛岡市がさらに愛されるようきょうから改めてスタートしていきましょう」と受賞者を激励しました。