過信は禁物!求められる体力づくりの機会

労働局も企業に取り組みを促します。

熊本労働局健康安全課 吉川祐基課長「労災防止対策は災害防止だけではなく(職場の印象も上がるなど)企業のメリットも大きい」

労働局によりますと、高齢労働者の転倒は「自分はまだ若い」などと体力を過信するケースが目立つということです。中年以降の筋肉量は、毎年1%ずつ減少するといいます。

そこで労働局は、体力測定などで自分の体力を知ってもらうことや、体操や筋力トレーニングなどで体力をつける機会を設けるなど、「ソフト面」での対策を企業に呼びかけています。

元気な高齢者が増えるいま、「職場の高齢化対策」も求められる時代になっています。