12月の大分県内の有効求人倍率は1.41倍と2か月ぶりに前の月を上回っています。

大分労働局によりますと、12月の県内の有効求人倍率は1.41倍で、前の月を0.04ポイント上回りました。有効求人数は2万5026人、有効求職者数は1万7773人でいずれも前の月を上回っています。

ハローワーク別では大分が1.91倍で最も高くなっていて、中津と日田は1.1倍台で推移しています。また、正社員の有効求人倍率は1.38倍となっています。

今回の結果について、大分労働局は「有効求人倍率は高水準であるが、改善の動きにやや足踏み感がみられる」と前月の判断を維持しています。今後については、物価上昇等が雇用に与える影響について注視していくことにしています。