日本銀行高松支店は、年末年始をふまえた香川県の1月の景気判断を「緩やかに持ち直している」と7か月連続で据え置きました。

日銀高松支店によりますと、企業の設備投資の増加や、個人消費が物価上昇の影響を受けつつも底堅く推移していることなどから、「緩やかに持ち直している」と判断したということです。日銀高松支店の大塚竜支店長は国内経済について「中小企業の賃上げの動きを注視したい」、また海外経済については「トランプ政権の経済政策が不透明で、影響を注意深くみていく必要がある」としています。

また、今年の香川県について「県立アリーナの開業や瀬戸芸の開催など経済効果の大きいイベントが目白押しで期待している」などとコメントしています。