補助金開始前より上昇する家庭も

熊崎風斗キャスター:
東京電力の電気料金の推移で、見ていきます。
※平均的な家庭のケース(260kWh/月)
補助金が適用されていた2024年1月使用分の平均は、7488円でした。そして、補助金が終わった12月使用分は、8821円まで上がっています。
そして、2025年1月使用分から補助金が開始され、8174円となります。先月から647円下がっています。

しかし、必ずしも下がっていない家庭もあるようです。
東京・台東区の4人家族は、「1月の電気代は高い」と話しています。
1月の電気料金は4万3341円で、先月と比べると1万4962円上がっています。補助金の対象期間内に入ったにもかかわらず、先月よりも電気料金は上昇しています。寒くなり、暖房などを使う機会がどんどん増えてきていることが要因だそうです。
街の人(30代)
「暖房を極力使わず部屋では厚着をしている
街の人(20代)
「お風呂に入るときはリビングの電気を消している」
井上貴博キャスター:
電気代やガソリン代など生活に欠かせない物の値段が軒並み上昇しているので、その場しのぎの補助金政策では、限界が来ていると感じます。
ホラン千秋キャスター:
電気料金のサイトで前年比や前月比を見ると、使用量はそれほど変わらないのに、値段が上がっているので、そもそもの電気料金の値段が上がっていると感じます。