2月2日の別府大分毎日マラソンで、箱根駅伝を沸かせたランナーが続々とエントリー。本番に向けて火花を散らしています。
学生ナンバーワンの呼び声の高い国学院大4年の平林清澄は、去年2月の大阪マラソンで2時間6分18秒をマーク。初マラソン日本記録、学生記録を同時に更新しました。大学では主将として駅伝2冠、箱根でも総合3位に導きました。

平林清澄:
「箱根の疲労が抜けきれない状態で合宿を迎えていますが、しっかりマラソンで結果を残すために、残っている疲労をとりながら練習を積んでいる状況です」
今年の別大毎日マラソンは、9月の東京世界陸上の代表選考レースです。平林は世界の舞台を見据えて大会に臨みます。
平林清澄:
「自分の力をしっかり出せれば、良い結果が出ると思いますので、日本代表を視野に入れながら頑張っていきたいと思います」
一方、ここ数年、別大毎日マラソンでも結果を出している青山学院。箱根駅伝の5区で区間新記録を出した“若の神”こと若林宏樹もエントリー。一般企業に就職するため、競技生活ラストランです。

若林宏樹:
「最後と決めているので、有終の美ではないですけど、皆さんに感動を与えられるような走りをしたいと思っています」
同じ青山学院で去年、直前で体調を崩して欠場した白石光星もエントリー。好成績を残してきた先輩たちに続こうと闘志を燃やしています。

白石光星:
「最後は勝ち切るイメージでしっかり3分ペースで刻んで、ラスト勝ち切るレースをしたいと思っています」