盛岡地方裁判所と家庭裁判所に着任した岡田健彦新所長が29日会見し、「多くの人に理解してもらえる裁判を目指す」と抱負を語りました。

岡田新所長は東京都出身の62歳で、12月25日に盛岡地方裁判所と家庭裁判所の所長に着任しました。
これまでに東京高裁の判事なども務めた岡田所長の盛岡での勤務は今回が2度目で、前回の在任中には滝沢市で開かれたAKB48の握手会で発生した襲撃事件の裁判などを担当しました。

(岡田健彦所長)
「扱う事件自体に、昔では考えられなかった現代的なものが増えてきております。そのような状況でも、私たちはできるだけ多くの方々に理解していただけるような裁判を常に目指して、努力していきたいと思います」

岡田所長はこの他にも、震災復興や裁判手続きのデジタル化の推進に取り組む考えを示しました。