弘前市にも多くのツアー客 ここでしかできない「体験」求めて

一方、弘前市の観光施設で人気を集める体験は…。太鼓を叩いて青森が誇る夏祭りを味わっています。28日は台湾からのツアー客2組が訪れ、ねぷた囃子や津軽三味線の演奏を聴くなどして津軽の文化に触れました。

台湾からの観光客(男性)
「ギターと三味線の速さはこっちのほうがはやい。(太鼓を叩いてみて)音の強さを感じた」

台湾からの観光客(女性)
「日本の文化と台湾の文化の違いを感じた。見た目はシンプルだが、指使いにすごさを感じた」

施設では、春節の期間中、十数件のツアー予約が入っているほか、個人の観光客も増えているといいます。

津軽藩ねぷた村 檜山和大さん
「青森県をすごく楽しんでいかれているようですので、今後もお客さまに、たくさんおもてなしをしていきたい」

これまで閑散期だった2月の観光需要として関係者の期待も膨らんでいます。