湖に開けられた穴から釣り上げられたのは、ワカサギ。福島県北塩原村の桧原湖の冬の風物詩・ワカサギの穴釣りが、一部で解禁されました。
釣り宿こたかもり・大堀一幸さん「2年ぶりということもあって、たくさんのお客様においでいただいています」
暖冬の影響で去年は湖が凍らず、氷の上でワカサギ釣りができなかった桧原湖。今年は、湖面に積もった大量の雪をスノーモービルなどで踏み固め、十分な厚さにすることができたことから、2年ぶりの解禁となりました。
釣り宿こたかもり・大堀一幸さん「温暖化の影響で(氷が)張らなくなりつつある中、張ってもらった氷を大切にして、氷の上でできる楽しさを少しでも長く、楽しんでいただければと思います」
待ちに待った穴釣りの解禁に、桧原湖では28日も県内外から多くの人が訪れ、テントを張って、楽しんでいました。
会津若松市から訪れた男性「独特の雰囲気がありますから、最高ですね。去年特にできなかったので、その分、2年分の思いがありますから」
栃木県から訪れた夫妻「今シーズン初の氷上釣りで、釣果の方もある程度いい所まで、思った以上に釣れて楽しい釣りになっています」
二本松市から訪れた男性「他の(場所の)ワカサギと違って甘味がある。やっぱり独特ですよね。臭みもないので、本当においしいワカサギです」
地元の漁協では、解禁されていないエリアでは、危険な場所もあるため、管理された安全な場所で釣りを楽しむよう呼びかけています。
釣り宿こたかもり・大堀一幸さん「まずは安全が第一なので、安全に、ルールを守っていいただいて、いまできるエリアは少ないんですけど、安全にできるエリアで楽しんでいただければと思います」
桧原湖の氷上ワカサギ釣りは、今後の天候にもよりますが、2月末まで楽しめるということです。














