◆高校生
「小さい時から歌うのが好きなので、歌手とかになれたらいいなと思っています」

◆SUGIZOさん
「落ち込む時、ありますか?」

◆高校生
「思ったより、うまく歌えない時とか、落ち込みます…」

◆SUGIZOさん
「『落ち込む』ってことは、逆に言うと、『本当に真剣に取り組んでいる』ということなんですよ。だから、『落ち込めるほど真剣なことがある』というのは『素晴らしいこと』です。最初、自分の弱いところを見せつけられたら絶対に落ち込むので、大事なことは『そこから逃げない』こと。逃げていると、いつまで経っても『自分の弱いところが成長できない』ので」

“夢”に向かう生徒たちに寄り添い、その背中を力強く押してくれる一言もあれば、こんな“実践的”なアドバイスも…。

◆高校生
「お客さんに喜ばれるパフォーマンスって、どんなパフォーマンスですか?」

◆SUGIZOさん
「ペットボトルを投げることかな(笑)」

これから、生徒たちのライブでは、ペットボトルが飛び交うかもしれません…。

「お客さんに喜ばれる」という"実践的"なパフォーマンスを披露…

イベントでは、6組の高校生バンドが演奏を披露しました。若い世代が力いっぱいに奏でる、「揺れる想い(ZARD)」などの“懐かしの名曲”や、生徒たち自身のオリジナルソングを、SUGIZOさんが総評します。

◆SUGIZOさん
「素晴らしかったですね。とっても感動しましたよ。みんな一生懸命“表現”をしている。それが素晴らしいんですけど、総評としては、まだ当然だけど表現が“かたい”」

生徒たちの演奏を褒めながらも、気になった点は的確に指摘するSUGIZOさん。この指摘の中で、自身が生業とする「ロックの真髄」を話してくれました。