冬の寒さの中で霜に当たりながら育つ「ちぢみ雪菜」の収穫が最盛期を迎えています。仙台市内の農家でも、いま収穫作業に追われています。

仙台市若林区の農家・柴崎勝央さんの畑でも、12月中旬から毎日、およそ30ケース分、1300株ほどのちぢみ雪菜を収穫しています。

柴崎勝央さん:
「前日に収穫して、それを袋詰めして(出荷する)」

ちぢみ雪菜は、寒さの中で霜に当たりながら育った厚く縮んだ葉が特徴で、12月下旬から2月下旬にかけて出荷される県の特産品です。今の時期は、鍋や餃子におすすめの具材だといいます。

しばさき農園 柴崎勝央代表:
「ちぢみ雪菜は寒さに当たって葉っぱが縮んで甘みがすごく増す。(県内)どこのお店でもスーパーでも置いているので、ぜひ手に取ってもらって一度食べてもらいたい」

JA全農みやぎによりますと、今シーズンは、雨や日照不足で生育が遅れたものの、茎に張りがあり葉の色が濃く、品質も良いということです。