東日本大震災で犠牲となった石巻市の大川小学校の児童らを追悼する行事が、今年も3月に開催されるのを前に26日、追悼行事で使用する竹の切り出し作業が行われました。

大川小学校近くの竹林で行われた作業には、児童の遺族ら14人が参加しました。

「大川竹あかり」は、遺族らでつくる一般社団法人が、3年前から、3月11日に実施している追悼行事で当時、大川小に在籍していた児童数と同じ108本にあかりを灯します。26日は50本ほどの竹を切断して運び出しました。

一般社団法人大川竹あかり・佐藤和隆代表理事「1人でも多くの人に来てもらい、震災から14年になるがあの時のことを忘れないように祈りながら、あかりを灯したい」

切り出された竹は、来月2日から実施するワークショップで、竹あかりに加工されます。