会場にはドローン関連企業やドローンを研究する大学のブースが立ち並び、軍事用はもちろんのこと、300キロの荷物が積める「貨物ドローン」、病人を載せて運ぶ「救急ドローン」、上空から消火活動を行う「消防ドローン」など、様々な用途の民生用ドローンが展示されていた。
鳥の形をしたドローンは生態調査用だという。もはやただ飛ぶだけではない、その種類の多様さに圧倒された。


中でも来場者の注目を集めていたのが「空飛ぶ車」。4つのプロペラがついている上部、車輪がついている下部に分かれていて、デザインも特徴的だ。


この「空飛ぶ車」、山や湖などの景勝地で上空からの景色を楽しむという用途を想定しているのだという。
飛行距離は30キロ、飛行時間は30分、最高時速は120キロだという。
運転手は不要で、車内のタブレットに目的地を入力すると自動で上空を飛行するのだという。
気になるお値段は約4000万円。数年以内の販売を目指しているそうだ。

なぜ中国でドローン産業が急速に発展しているのだろうか。空飛ぶ車の広報担当者に聞いてみると。