山口県宇部市の高校で24日、生徒が財務大臣になったつもりで日本の未来を考える特別授業がありました。



高校生が話し合っているのは、国の予算編成についてです。

特別授業は財政に興味を持ち日本の未来を考えてもらおうと、財務省が全国の小学校から高校で行っているものです。

授業では財務大臣になりきり、予算をどこに使うべきかを考え、グループごとに発表しました。



高校生
「お年寄りの生活を支えるお金は、少子化対策に力を入れたいので減らしました」

財務省の職員は高齢者の生活を支える金を減らした場合、今後どのようにまかなっていくかなどを指摘し、国の予算バランスを考えることが大事だと説明しました。

高校生
「減らしてしまえば困る人も出てくる、考えるのが大変でした」
「やっぱり自分の将来に関わっていることなので、政治を深く考えていかないといけないなと改めて感じました」

国が決めている予算について興味を持つことで、選挙の投票に行くことにもつなげてほしいとしています。