「えっと、友達です」水原被告が塗り重ねたウソ
実際は賭博の元締め側に送るカネでしたが、受取人についても…
銀行担当者
「受取人とはどのような関係ですか?」
水原被告
「えっと、友達です」
銀行担当者
「そのお友達とは直接あったことはありますか?」
水原被告
「はい、何度もあります」
このように銀行を相手に大谷選手を装った電話はおよそ24回にも上るといいます。

水原被告は大谷選手の口座情報を自分の電話番号とメールアドレスに変更することで銀行のセキュリティー対策を回避し、不正に送金していました。
検察側は23日、水原被告に対し4年9か月の禁錮に加えて、3年間の保護観察、大谷選手におよそ1700万ドルの賠償などを求刑する文書を裁判所に提出しました。検察は「被告の犯罪行為の動機はギャンブル依存症よりも、むしろその強欲さにある」などとしています。