1月26日は「文化財防火デー」です。
文化財の防火意識を高めようと、山口県内各地で消防訓練がありました。
周南市の山崎八幡宮で行われた訓練は、境内で火災が発生した想定です。
気づいた神職がすぐに119番通報し、消火器を使って火を抑えます。
その間、ほかの神職が境内に保管されている文化財を安全な場所へ移しました。
1949年に法隆寺金堂で起こった火事で壁画が焼損したことから、毎年1月26日は「文化財防火デー」と定められています。
空気が乾燥するこの時季は、火災が発生しやすい傾向にあります。
訓練では、神職と消防隊との連携や消し止められるまでの流れを確認しました。
山崎八幡宮 河谷和典 宮司
「こういうお宮とかお寺はもう100年以上たってますからね、いっぺん火が付くと止められなくなります。きょうの訓練見ていて皆さんキビキビとした動きで一安心しましたけど、やっぱり火元の火を出さないように気をつけていきたいと思ってます」
周南市西消防署 江舟一彦署長
「日頃の備え、自助の備えということでこういった訓練を重ねていただきまして、やはり災害に強いまちづくりにつなげて頂けたらいいかなと思います」
消火器の使い方も確認し、参加者は防火意識を新たにした様子でした。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
