青森県内で1月、不審な男から連絡を受けた80代の女性が「金の延べ棒」2本・約2100万円相当をだまし取られる詐欺被害が発生したことが分かりました。
青森警察署によりますと、1月7日、県内に住む80代の女性が警視庁や検事をかたる男から「資金洗浄に口座が使われている。容疑者ではないことを調査するため、『金の延べ棒』を買ってもらいたい」などと電話で伝えられました。
女性が金の延べ棒を買ったところ、2週間後に警視庁をかたる男から「購入した金(きん) を取りに行く」と言われ、自宅近くに置いたところ持ち去られ、その後、連絡も途絶えたということです。
被害額は、金の延べ棒2本2100万円相当です。
警察は捜査すると共に、警察官をかたって犯罪の共犯者の可能性があるとして、金品を要求するのは詐欺として注意を呼び掛けています。














