家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる消費者物価指数で、12月の仙台市は、生鮮食品を除いた指数が112.3で統計開始以来、過去最高になりました。
総務省が24日発表した消費者物価指数で、12月、仙台市は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合の指数が112.3となり前の年の同じ月より3.5%上昇しました。これは統計を始めた1970年以来最高で、2021年7月以降、3年6か月連続の指数上昇です。

品目別では、政府の緊急支援の補助金打ち切りに伴いガス代が8.6%、電気代が6.4%、「光熱・水道」が9.5%と上がり幅が顕著です。また、食料品では米やパンなどの「穀類」が16%、「果物」が13.7%、チョコレートやせんべいなどの「菓子類」が10.2%など依然、物価の高騰が続いています。