温かいご飯を食べて午後の仕事を頑張ります。
山口県防府市の佐波川の工事現場で建設会社のスタッフらに「現場めし」がふるまわれました。違う会社がタッグを組んだというこの取り組み、果たしてその狙いとは。

現場で振る舞われたのは山口県防府市の飲食店「田舎の保健室」が作った皿うどんや卵スープなどです。
温かいご飯を提供するこの取り組みは「現場めし」と呼ばれます。
働き方改革と生産性向上を目的にしたもので山口市の建設会社、「井原組」が2023年に始めました。
きょう23日は、会社の枠を超えて、佐波川の河川工事に携わる5つの会社や、関係会社の社員らが現場めしを楽しみました。

工事関係者
「お店で食べるよりおいしいです」
「みんなで食べた方が楽しいです」
建設業では、人手不足が深刻化しています。
そうした中、工事に携わる5社は「佐波川工事広報プロジェクト」を立ち上げて会社どうしのつながりを深めるとともに工事の情報や建設業の魅力をSNSで発信しています。
今回のイベントはその一環です。

井原組 工務部 杉山洋課長
「建設業を広く知ってもらういい機会かなと思います。温かいご飯というのは昼からの仕事の活力になると思いますので昼からも頑張って欲しいです」
この様子もSNSで発信されるということです。