中居正広さんと女性のトラブルに社員が関与したとの一部週刊誌報道をめぐり、フジテレビは第三者委員会の設置を決めました。
3月末までに調査報告を予定も…弁護士は「かなり短い」と指摘

井上貴博キャスター:
23日に行われたフジ・メディア・ホールディングスの会見では、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置をフジテレビが正式に決めたことが明らかになりました。第三者委員会の設置は、ずっと指摘されていたことです。
調査報告を3月末までに行うとのことで、あと2か月ほどと期限を区切っていますが、どう受け止めますか?

西脇亨輔 弁護士:
かなり短いですよね。旧ジャニーズ問題のときの特別調査チームや、日本大学の第三者委員会もそうでしたが、少なくとも3か月ぐらいは時間がないと結論が出にくいところがあります。
特に今回の場合、調査のスコープ(領域)というのですが、どこまでさかのぼって調べていくのか、もし企業体質までさかのぼるとすると、かなり厳しい期限が切られている印象があります。
井上キャスター:
このように期限を区切るということはあるのでしょうか?
西脇亨輔 弁護士:
これ自体は会社側がお願いする形になるので、「どうしても」というときもあるでしょう。ただ、そこも含めて、第三者委員会側で「この調査はこの期間がないとできません」などと意見を聞いていくことが大事だと思います。