「フジテレビが局としてどう関与したか 事実があれば公開されるべき」

改めて、中居さんの女性トラブルをめぐるこれまでの経緯です。

去年12月19日:週刊誌が女性とのトラブルを報じる
12月26日:別の週刊誌がフジテレビ社員の関与報じる
12月27日:フジテレビは公式サイトで社員の関与を否定
今年1月7日:日本テレビが特別番組から中居さん出演シーンをカットして放送
1月8日:フジテレビが「だれかtoなかい」について当面の休止を発表
1月9日:中居さんが公式サイトで「トラブルは事実」「示談成立」とコメント発表
1月15日:米投資ファンドがフジテレビに対して「激怒しています」と会見を求める
1月17日:フジテレビがテレビカメラNGなどの記者会見 「2023年6月にはトラブルを把握」と発表

この問題をめぐるフジテレビの対応について、経営コンサルタントの小宮氏は、「フジテレビとしては、中居さんと被害女性との“小さな問題”として解決したかったのではないか」との見解を示し、前回の会見内容で、「自分たちは関係ない、というような話に終始したが、それを世間も株主も許さなかったということではないか」と指摘しました。

小宮一慶氏「中居さんと被害女性との間のことに関しては、守秘義務があり開示されない可能性がありますが、フジテレビがどう関与したかに関しては公開されないといけない。関与がなかったことを証明するのか、あるいは第三者委員会が調べて、もし事実があれば開示されると思う。そこには守秘義務はありませんから。」

「日弁連ガイドラインに基づいた第三者委といっているので、そこには調査権限がある、多くの人に調査して、女性に関して局としてどのように関与したのか、女性に対してどう話したのか、調査して何かあれば、表明するのだと思う。」