山口県内の警察署長を集めた会議が県警察本部で開かれ、多発する匿名・流動型犯罪グループによる事件への対策推進などが指示されました。

会議には県内16の警察署長らおよそ80人が出席しました。

熊坂隆県警本部長は、重点の1つとして、去年、光市や下松市でも起きた匿名・流動型犯罪グループによる事件への対策を進めるよう指示しました。

山口県警察本部 熊坂隆 本部長
「これら犯罪から県民を守る対策に取り組むことはもとより、若年層を中心に犯罪への加担防止の呼びかけや、「闇バイト」に応募した者から相談を受理した際の確実な保護措置など、総合的な被害防止対策を推進されたいのであります」

また、SNSを悪用した詐欺やうそ電話詐欺による被害を社会全体で防いでいくことや悪質で危険な運転者の取締りを徹底することなどを指示しました。