極寒実験!マイナス30℃の世界では何が起こる!?

北海道旭川市で行った寒さの実験映像がありました。2011年12月9日、この日の最低気温はマイナス24.3℃。シャボン玉を飛ばしてみると、雪の上でバリバリに凍ってしまいました。また2015年2月4日、この日の気温はなんとマイナス30.2℃。濡らしたタオルを振り回せば1分ほどで凍りつき、カップに入れたお湯をまいてみると、あっという間に氷と湯気のカーテンになりました。

左:シャボン玉が凍ってバリバリに。/中央:1分間濡らしたタオルを振り回すと棒状に凍りました。/右:お湯をまくと氷と湯気のカーテンになりました。

森さんが体験したマイナス8℃の世界

2024年12月30日、日本最北端の地、北海道稚内市の宗谷岬にいた森さん。この日の稚内の気温はマイナス7.9℃。普段、関東に住んでいる森さんにとってこの寒さは…

気象予報士 森朗氏:
着込んではいますが、マイナス7.9℃でも晴れて風がないと意外と暖かいです。ただ風が吹いたら1分も外にいたくないくらい寒いです。風速が1m増すごとに体感温度が1℃下がると言われています。関東では4~5mの風が吹いても寒さの変化を感じませんが、稚内ではちょっと風が吹いただけで寒さを実感しました。

2024年12月30日の宗谷岬の最高気温は-5.4℃、最低気温は-8.1℃でした。

中でも一番怖かったのは…

気象予報士 森朗氏:
雪道での車の運転が一番怖かったです。スリップというよりも、雪や氷でセンターラインや停止線、さらには横断歩道も見えなくなっています。雪道への備えはしていても、こんなにも何もかも見えないのかというのは改めて感じました。

停止線、センターライン、横断歩道…雪道は見えないものがたくさんあるので運転はくれぐれもご注意ください。