3軒目は、上田駅前で1968年に創業した中華料理モリタ。

57年前と変わらず、同じ場所で店を続けています。

看板にあるのは、「安くてうまい!」

誰でも気軽に利用できる町中華の雰囲気が人気です。

創業当時から変わらないのが…

「はいどうぞ」
「わーおいそそう」

もやしそば、780円。

とろみをつけたモヤシ炒めが、麺の上にたっぷり。

佐々木アナウンサー:
「おいしい」
「結構弾力ありますね。麺の歯ごたえがくせになります」
「スープも創業以来変わっていない?」
初代森田高次さん:
「変わっていないです。もうこれしかできないですから」
「これがベースですね」

初代とともに厨房に立つのは、2代目の忠(ただし)さん。

二人三脚で、手間を惜しまず、創業当時の味を守ります。

若いころから通い続けているという常連客が多いのも、店の特徴です。

常連客:
「感じがいいお店だから」

地元に根付き、半世紀続くラーメン店。

味はもちろんのこと、店主の人柄が、長く愛され続ける秘訣なのかもしれません。