アメリカのトランプ新大統領が就任しました。ワシントン支局の涌井記者に聞きます。トランプ新大統領は、就任直後から矢継ぎ早に公約を実行に移しているようですね?
「就任初日だけは独裁者になる」と公言していたトランプ新大統領ですが、その発言通りの振る舞いをしています。
アメリカ トランプ新大統領
「今夜、1月6日議会乱入事件の受刑者を釈放するために恩赦するつもりだ」
トランプ氏はこの発言から間を置かず、2021年の議会襲撃事件での受刑者らおよそ1500人を恩赦する大統領令に署名しました。
2020年の大統領選でのトランプ氏の敗北を認めない支持者らによる議会乱入事件は、民主主義の根幹を揺るがす暴動ととらえられていますが、トランプ氏は自らの支持者である受刑者らへ恩赦を与えることに迷いはありませんでした。
さらに、トランプ氏はカナダとメキシコに対して、来月1日から25%の関税をかけるつもりだと、早速、脅しをかけていて、初日から「トランプ流」全開でスタートした印象です。
Q.初日だけでなく、あす以降もトランプ氏のこうした姿勢は続きそうでしょうか?
トランプ氏は就任演説でも、異なる意見に耳を傾けるような姿勢はまったく示しませんでした。今後も自身の公約を強硬に進めていくものとみられ、「独裁者になるのは初日だけ」という発言を額面通りに受け取るべきではなさそうです。
また、トランプ氏はつい先ほど、従来のアメリカの見解とは異なり、北朝鮮について「核保有国だ」と認めたようにも受け取れる発言をしました。
今後4年間、「予測不能」な発言や振る舞いで世界を振り回していくものとみられます。
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