任期満了に伴う青森県の十和田市長選挙は、19日に投開票が行われ、前の市議会副議長の櫻田百合子氏が初当選を果たしました。県内初の女性市長の誕生となります。

無所属の新人5人の争いとなった十和田市長選挙では、前の市議会副議長の櫻田百合子氏(57)が1万530票を獲得し、初当選を果たしました。

県内で女性の市長が誕生するのは初めてです。

櫻田氏は、3歳児未満の保育料の無償化など、子育て支援の充実をはじめとした公約を掲げ支持を広げました。

投票率は50.82%で、前回を16.04ポイント上回りました。

当選から一夜明けて、櫻田氏は20日に当選証書を受け取り、街づくりへの決意を新たにしました。

櫻田百合子 氏
「市民の皆さまの負託を受けました。重い思いと考えております。職員の皆さまをはじめとして、市民の皆さまとともに、この街づくりを、明るい街づくりを進めていきたい」

櫻田氏は、新しい市長として1月30日に登庁します。