達増拓也岩手県知事と岩手県内9つの商工会議所の代表者が盛岡市で懇談し、地域のにぎわい創出について意見を交わしました。

知事との懇談会は県商工会議所連合会が毎年行っているもので、20日は県内9つの商工会議所から会頭や専務理事など合わせて26人が出席しました。
3つの商工会議所が活動事例やその課題について発表し、このうち花巻商工会議所は2003年から取り組んでいる商店街を会場にしたイベントについて紹介しました。

(花巻商工会議所の発表)
「イベントの時は交流人口が増しております。商業基盤を強化し地域のにぎわい創出や魅力向上を図っていきたい」

県外からの出店も受け入れているこのイベントは、コロナ禍の間も感染症対策を徹底して行われ、2024年は9000人を超える来場があったということです。
民間のアイデアを活用して今後もにぎわいの創出を図る方針です。
また、盛岡商工会議所はILC=国際リニアコライダーの誘致実現に向けて、県と連携して取り組んでいくことを改めて呼びかけました。

達増知事は官民で役割を分担しながら、地域活性化の推進に県も協力する方針を示しました。