盛岡市のスケート場で21日、スケートインターハイのスピードスケート競技が開幕します。出場選手たちは20日、本番に備え前日練習を行いました。

(清水康志記者リポート)
「高校生のスピードスケート界の頂点を決めるインターハイが9年ぶりに盛岡に帰ってきました。あすの競技を前に選手たちが入念に氷の感覚を確かめています」
盛岡市の岩手県営スケート場でインターハイが開かれるのは、2016年以来9年ぶりです。
前日練習の20日はスピードスケート競技にエントリーした19道県の245人が氷の状態やリンクの特徴を入念に確認していました。
県勢の注目は、男子が盛岡工業1年の植津宏斗選手です。

父は盛岡工業スケート部の監督を務める植津悦典さんで、500メートルと1000メートル、男子リレーの3種目にエントリーしています。

(植津宏斗選手)
「タイムとかは気にせず楽しんで全力でやってこいと(父に)言われました。インターハイでは500mは39秒4ぐらいでたら最高かなと」