17日、原子力規制委員会の山中伸介委員長が福島県いわき市の福島高専を訪れ、学生たちと意見を交わしました。

原子力規制委員会の山中委員長は、いわき市の福島高専を訪れ、原子力規制を担う人材育成の一環として、学生たちを前に福島第一原発の廃炉の状況などについて講演を行いました。

このあと初めて行われた学生との意見交換では、処理水の安全性について「数値で安全性を測ることに慣れていない人たちに安全性をどう説明していくのか」との学生からの質問に対し、山中委員長は「情報発信や対話を納得が得られるまで続ける必要がある」と話しました。

山中伸介委員長「いろんな各層との対話は我々進めていくべきだと考えておりますけど、こういう若い方々との対話はできればこれからも続けていきたいと思っております」