去年1年間の県内の労働災害による死者は9人で前の年に比べ2人減りました。岩手労働局によりますと去年1年間に県内で労働災害により亡くなった人は40代から70代の男性9人で、前の年に比べ2人減少しました。業種別では建設業が5人、林業が2人などとなっていて、工事現場での作業中や立木の伐採中に死亡するケースなどがありました。また、けがをした人なども含めた死傷者は1246人で前の年に比べ74人減少しました。このうち最も多い事故は転倒によるもので死傷者は339人となっています。岩手労働局は冬場は積雪や凍結が原因の転倒リスクが高まるとして注意を呼びかけています。