松田ペット 松田保夫社長(2021年に取材)
「これは『松田商展』だったの。社名変更したので、ペットにして…」
1973年に『松田商展(しょうてん)』として創業した松田ペットは、開店当初から“手描き”の看板にこだわってきました。

松田ペット 松田保夫社長(80)
「サブロクと言って、1メートル80センチ×90センチの手描き。手間がかかります。でも、味があって温かみがあって、私はこれが大好き」
この看板を45年にわたり手掛けていたのが、小千谷市の映画看板職人・近藤忠男さん。しかし、92歳と高齢となり、青柳さんが後を継ぐことになったのです。

印刷会社に勤めながら、ロゴの制作などを行ってきた青柳さん。依頼が入ると長岡市を訪れ、この場所に1週間泊まりこんで看板づくりに没頭します。
青柳謹一さん(83)
「動物の目というより“人間の目”をしていますよね。ありえない表情をしています。それがまた異様に面白いんです。なんで、こんな看板があるんだっていうね」














