音声・テキスト相互に確認できる! キーとなるのは「どの番号にメッセージを残すか」

ここまで【電話】と【ネット】を使った災害用伝言板を紹介しましたが、これらのサービスは相互に確認することが出来ます。

NTT東日本 映像で見る「web171」より

電話で残したメッセージは「音声ファイルの添付」という形でweb171で確認することができます。その逆もしかり、web171で書き込んだメッセージは「文章を音声変換」して電話で聞くことができます。

【災害用伝言ダイヤル171】で残したメッセージと【web171】での書き込み 同時に確認できる

現在、体験利用が可能なので筆者も一通り体験してみましたが、とてもシンプルでわかりやすいの一言です。一度でも体験しておけば、困ることはないだろうと思います。

1点、ポイントだと思ったのは「どの番号に伝言を残すか」ということです。

家族が各々の電話番号にメッセージを残しても、ひとつひとつのメッセージを確認するには手間や時間がかかってしまいます。災害時にスムーズにやりとりするためには、家族間であらかじめ「メッセージを残す電話番号を決めておく」必要があると感じました。

いざという時に、初めてのことをしようと焦ってしまいます。災害用伝言ダイヤルは、毎月1日と15日など体験できるので、ぜひ一度試しておくことをおすすめします。

【体験利用ができる日】
・毎月1日と15日      
・正月三が日(1月1日〜1月3日)
・防災とボランティア週間(1月15日〜1月21日)
・防災週間(8月30日〜9月5日)