2025年に入って高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いでいる岩手県内の養鶏場で、3例目となる盛岡市の発生農場の防疫措置が16日までに完了しました。
これは17日、岩手県庁で開かれた県の対策本部会議で報告されたものです。
採卵用のニワトリが飼育されていた県内3例目となる盛岡市の発生農場では、15日40万羽あまりの殺処分が終了し、16日午後9時までに処分したニワトリの埋却と1回目の消毒が終わり、防疫措置が完了しました。

今後2回の消毒を経て、異常が確認されなければ3週間後にすべての制限区域が解除される見込みです。
また、県は国の決定により、100羽以上を飼育する県内500の農場を対象にした緊急消毒について、早期の実施へ資材の確保などを進めています。