山口県医師会の災害医療チーム「JMATやまぐち」が、能登半島地震の被災地での活動を報告しました。

日本医師会の災害医療チーム「JMAT」は、災害関連死を防ぎ、被災地に地域医療を取り戻すことを目的としています。「JMATやまぐち」は日本医師会からの要請を受け、医師や看護師など4チーム14人が、去年2月9日から25日までの間、能登半島地震の被災地に派遣されました。

避難所を巡回し、被災者の健康管理や医療、情報収集などのきめ細かい支援のほか、全国から集まったJMATチームの調整なども行いました。

三田尻病院 豊田秀二医師:「その地域の人たちの活動のじゃまにならないようにしながら、災害支援をするということの難しさは、いまだかつて感じたことがない」

県医師会では、今回の経験を踏まえ、情報の伝達や他の医療団体との連携訓練を行いました。