「肥後五鶏(ヒゴゴケイ)」のひとつ「肥後ちゃぼ」の一種が熊本県の南稜高校に贈られました。

譲渡式では肥後ちゃぼ保存会の今村安孝(いまむら やすたか)会長たちから南稜高校の生徒に肥後ちゃぼの一種、「達磨(だるま)ちゃぼ」3羽が手渡されました。


その後、生活経営科2年の小川煌莉(おがわ きらり)さんが「この貴重な遺伝資源を後世に残し、素晴らしさを地域に発信していきたい」と述べました。

今回譲渡された肥後ちゃぼや、天草大王など肥後五鶏と呼ばれる熊本固有の鶏は古くから守り育てられてきましたが、個体数が少なく絶滅リスクが高いとされています。

南稜高校は「熊本の伝統的な鶏の保存と普及を図りたい」と話しています。