高速道路上で急ブレーキをかけ、後続のトラック同士を追突させるなどしたとして、危険運転傷害の罪に問われた無職(事件当時会社員)の男(41)の裁判で、広島地裁は14日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

去年8月3日午後8時51分ごろ、広島市の山陽自動車道下り線で、中型トラックが大型トラックに追突し、中型トラックの運転手が腰椎ねんざなどのけがをする事故が起きました。

その後の捜査で、男が運転する乗用車が、追い越し車線を走っていた大型トラックの前に割り込んで急減速したため、大型トラックが急ブレーキをかけざるを得なくなり、中型トラックが追突していたことが判明。警察は危険運転傷害の疑いで逮捕し、検察も危険運転傷害の罪で起訴していました。