福島県喜多方市塩川町で開かれた、毎年恒例の「開運舟引き祭り」。
その昔、町が舟による物流の拠点だったことから初市に合わせて行われているもので、長さ15メートルの舟に綱をつけ東西に分かれて引き合います。
引き合いは部門ごとに3回行われ、東が勝つと商売繁盛、西が勝つと五穀豊穣になると伝えられています。
【小枝記者】「こどもたち、元気いっぱいに綱を引いています。そーれ、がんばれー!」
子どもの部の結果は、2対0・1引き分けで東が勝利し、今年は商売繁盛と出ました。
続いては大人の部。
東と西に別れ、今年を占う双方負けられない戦いが始まりました。
1対1の同点で迎えた3回目。
沿道からの声援に参加者たちの綱を引く手に力が入ります。
そして…
「ただ今の結果は東の勝ちです」
結果は2対1で子どもの部に続き大人の部も東の勝利。
今年はますます商売が繁盛するという結果になりました。
【参加した親子】「東側で参加して勝ちました。今年1年いい年になりそうだなと思います」
【参加した親子】「思ったよりも人が集まっていて、盛り上がっていてびっくりしました。すごい勢いで引っ張られて、頑張って引き返しました。」
【参加した子どもたち】「みなさんきょうはどうでしたか」「たのしかったーー!」
このあとは、舟の上からミカンなどをまく「福まき」が行われ、つめかけた人たちはことしの福をつかもうと熱気に包まれていました。














