■小さい子ども持つパート主婦 シフト増やすか、現状維持か・・・
上村キャスター:
106万円の壁について、町の皆さんはどのような悩みを抱えているのでしょうか。

パート従業員(夫と子ども2人)
「いま扶養の範囲内で働いてたので、一応気にして、月に8万円ぐらいでっていう計算で。将来の年金はもちろんあった方が嬉しいんですけども・・・」
まだ子どもが小さいため、働く時間を増やすか、現状のままでいくか、決められないといいます。
こちらのパート従業員の女性も夫と子ども2人の4人家族。給料が年間100万円前後になるように働いていますが…

パート従業員(夫と子ども2人)
「年明けから(106万円を)超えて働いてみようかなとは考えています」
しかし、年金には期待していないといいます。
「単純に増えると思うとそれはありがたいのかなと思いますけど、実情、本当にちゃんときちんといただけるのかなというのは確信してないので」
この制度をめぐって、SNSにはこんな声も。
「会社から、急に来月から扶養を抜けて会社の社会保険になるからと言われる。扶養外れるのがこれからの生活上まずいので転職考える」
夫と2人の子どもを持つ20代の主婦。週5日パートで介護の仕事をしています。子育てに費用がかかることから、給料の手取りが減るのは避けたいので、今年の11月いっぱいで現在の職場を辞めるそうです。
一方、夫と2人の子どもがいる40代の主婦は…
「来月から保険制度も変わるので、会社側としては私にはあまり長い時間働いて欲しくないみたい。私は時間増やして扶養を外れたいけど…」
もっと収入を増やしたいと考えていますが、会社からは労働時間を少なくしてほしいと言われ、困っています。
今回の制度変更のポイントの1つは、厚生年金への加入条件の緩和。厚生年金に入るのと入らないでは、将来の年金額にどれくらいの差が出るのでしょうか?様々なケースを検証してみました。














