13日夜、発生した宮崎県で最大震度5弱を観測した地震。
南海トラフ巨大地震との関連が調査され、「新たな巨大地震の可能性が高まっていると考えられる現象ではなかった」として「調査終了」が発表されましたが、今後、私たちはどうすればよいのでしょうか?
13日夜、宮崎県で発生した最大震度5弱の地震。
こちらは、発生時の山口県岩国市の情報カメラの映像です。
画面がわずかに揺れているのが分かります。
画面上、揺れは30秒にも及びました。
県内でも岩国市や山口市などで震度3を観測しました。
気象庁は、南海トラフ地震臨時情報「調査中」を発表。
南海トラフ巨大地震との関連が調査されましたが、「新たな巨大地震が起きる可能性が平時より高まっていると考えられる現象ではなかった」と評価し、「調査終了」としました。
山口大学名誉教授・三浦房紀さん
「大きな地震が着実に近づいているという風に考えて、安心は(今回は)とりあえずは安心はできるんですけれども、これをいい機会に、より大きな地震に対して備えておくということが必要になると思います」
地震や防災工学を専門とする山口大学名誉教授の三浦房紀さんは「南海トラフ巨大地震の震源域でたびたびこういう地震が起きるのは、西日本にそうとう地震のエネルギーがたまっているため」としました。