全国で猛威をふるうインフルエンザ、県内でも流行が拡大しています。

県によりますと今月5日までの1週間に、県内56の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり37.04人となり、警報発表の基準となる30人を超えました。保健所別では那覇市保健所が59.25人と最も多く、次いで南部保健所が53.5人、八重山保健所が40.33人、宮古保健所が30.25人などとなっています。

集計の対象となったこの週は、年末年始にあたるため学級閉鎖などは行われていません。

県は学校の再開に伴い今後も流行が続く可能性が高いとして、こまめな手洗いや室内の換気など基本的な感染対策を呼びかけるとともに、インフルエンザワクチンの接種も検討してほしいとしています。