熊本市役所本庁舎の建て替えの賛否を問う住民投票について審議する臨時の市議会が、1月14日開会しました。
熊本市役所の建て替えについては去年12月、市民団体が市民に賛否を問うべきだとして住民投票の実施を求め市に直接請求しています。これに伴い、臨時議会には1月14日に、住民投票の実施に必要な条例案が提出されました。

条例案は総務委員会で審議されますが、去年、建て替えの関連予算案を市議会が可決していることなどを理由に出席する委員は全員、条例案に反対するとみられます。
また、大西市長は「建て替えは防災面やまちづくりなど様々な観点から判断すべき」として、「単に賛否を問うだけの住民投票は認められない」とする意見書を議会に提出し、反対の立場を表明しています。
条例案は総務委員会での審議を経て、1月17日の本会議で採決されます。














