3年生を中心としたチーム力の高さと、的確な状況判断をもとに個々が強みを発揮した神奈川・桐蔭学園の連覇で幕を閉じた第104回全国高校ラグビーフットボール大会。同じ正月、1月1日から5日にかけて、早くも来シーズンに向けての熱い戦いが福岡で行われました。
花園出場はかなわずも…強豪校が集結“もう一つの全国大会”
福岡県宗像市のグローバルアリーナで開催されていたのは、ゴールデンウィークに行われる『サニックスワールドラグビーユース交流大会』の予選会。花園への出場がかなわなかった全国の強豪校の中から9校が集結。1・2年生の選手たちによるハイレベルな戦いが繰り広げられました。
この予選会で優勝したのは、全国高校ラグビー大会の京都予選で京都工学院に敗れた後、いち早くチームを立ち上げた京都成章。2014年以来、実に11年ぶりに参加したこの予選会で、力の違いを見せつけます。1回戦で神奈川の強豪校、慶應義塾に45対5で快勝すると、準決勝は、昨年度の全国大会予選で佐賀工からもトライを奪うなど年々力を伸ばしてきている早稲田佐賀(佐賀)に64対0と完勝。決勝に駒を進めました。
  













