将来は日本のエースに
佐伯鶴城高校では2023年、西武に入団した古川雄大に続いてのプロ野球選手誕生です。チームを指揮する渡邉正雄監督は、侍ジャパンで活躍した広島の森下や西武の源田をはじめ、数多くの選手をプロの世界に送り出してきました。狩生投手については、フィジカルの強さがプロ向きと期待を寄せます。

渡邉正雄監督:
「早い段階で1軍に出てくると思うんですよね。僕は古川よりも早いと思っているので。他の高校生のピッチャーよりも体づくりが長けている部分があるので、今まで送り出した選手を見ていても、今の段階である程度プロでやっていけるくらいのものはあると思います」
狩生投手が練習後によく訪れた市内の「レストラン喫茶いさりび」。この店のカツカレーは狩生投手のパワーの源です。

狩生:
「めちゃめちゃおいしいです。思い出の味です。練習終わりや学校終わりに来て本当に最高の味です。自分の夢がかなったので、いろんな人に感謝しながらやっていきたいなと思います」
レストラン喫茶いさりび 井野龍二店長:
「次に帰ってくるときは選手としても人としても、ひと回りもふた回りも大きくなって帰って来てほしいです」
たくさんの声援を胸に戦いの場をプロの世界に移す狩生投手。早くも将来の姿を思い描いています。

狩生:
「2025年はできるだけ早く1軍の世界で投げていけるように、1年を通して投げ続けられる体力をつけたい。まずは西武のエースとなってリーグ優勝と日本一に貢献して、将来は日本のエースになり、世界で活躍できるようなピッチャーになりたい」