九州北部は山地、平地ともに大雪のおそれ

気象庁によると、九州北部地方・九州南部地方では、１２日は上空約１５００メートルに氷点下６度以下の強い寒気が流れ込み、寒気を伴った気圧の谷が通過する見込みです。
　九州北部地方では、１２日夕方にかけて山地、平地ともに大雪となるおそれがあります。佐賀県の山地では同じ地域で雪が降り続いた場合は、１２日朝から昼過ぎにかけて警報級の大雪となる可能性があります。
　九州南部の平地や山地では、１２日昼過ぎにかけて大雪となるおそれがあります。１２日から１３日の九州の雪シミュレーションは画像で掲載しています。

［気象庁　雪の予想］

▼１２日６時から１３日６時までに予想される２４時間降雪量
　　福岡県山地　１０センチ　　福岡県平地　　３センチ
　　佐賀県山地　１５センチ　　佐賀県平地　　３センチ
　　長崎県山地　１０センチ　　長崎県平地　　１センチ
　　大分県山地　　５センチ　　大分県平地　　２センチ
　　熊本県山地　　５センチ　　熊本県平地　　２センチ

　　宮崎県山地　　３センチ
　　鹿児島県（奄美地方を除く）山地　３センチ　平地　１センチ

山地は標高２００メートルを超える地域　高台の住宅地が含まれる場合もあります。

［防災事項］
　積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒し、電線や樹木などへの着雪、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。